◆ 2022年 9月8日 970回 例会 ◆
クラブフォーラム「地区大会開催に向けてPartⅡ」
例会場:ホテルニューオータニ幕張
    平山勝己 会員  
     <礼儀を重んじ規律を守る>
こんばんは、平山です。どうぞよろしくお願いいたします。今日は創立当初の話をしたいと思います。ロータリーは異業種の集まりであり、経営者の集まりでもあり、年齢もまちまちであり、その上、伊地知年度が始まった時は、会員が知り合ってから数ヶ月しかたっておりません。
伊地知さんは千葉東ロータリークラブにも所属しておりました。千葉東ロータリークラブは創立当初から親睦活動が活発で、ゴルフ同好会、旅行同好会、飲み会なども頻繁に行われておりました。その東クラブで数年後内紛が起こり、千葉北ロータリークラブ、若潮ロータリークラブに分裂いたしました。
ロータリーはよく奉仕と親睦だと言います。しかし伊地知さんは親睦だけでは創立当初のロータリーを運営できないだろう。親睦よりもまず会員同士がお互い礼儀を重んじることが必要ではないか。親しき仲にも礼儀ありということわざがありますがその礼儀でありますロータリーは1905年ポールハリスによって創立されております。約120年過ぎております。その間にロータリーの伝統と言いますか慣習と言いますかそういうものができてきます。今このロータリーの伝統のことを話す時間がありませんが一つだけお話しします。それは時間厳守と言うことであります。ロータリーの例会は<定刻に始まり定刻に終わる>
戦前あるいは戦後、それに今でもそうですが日本人の会合、例会、そのような催しは定刻の30分後に始まり定刻より1時間も経ってから終わる。それが常識であったようです。しかしロータリーの例会は必ず<定刻に始まり定刻に終わる>
このことは世間の評判になり、ロータリークラブの信用を一段と高めた一つだと言われております。そればかりではなく日本人の時間の概念を変えたとも言われております。これは私が言っているのではなく、小堀憲助の書いた<ロータリークラブ>という本の中にも書かれております。
私は40年前に千葉西ロータリーに入会しておりますがそのときの会長は京葉銀行の頭取だった浜田さんです。浜田さんは例会が1分でも定刻より遅れた場合<みなさんの貴重な時間1分間を私が奪ってしまって誠に申し訳ない>と謝っていたことを思い出します。会員の時間を主催者が奪う、そのことが最大の罪だという認識があったのではないかと思います。
話は横道にそれましたが伊地知さんはこのようなロータリーの伝統を守っていこう。という考え方を持っておりまして、伝統を規律と置き換えて、そして彼のクラブテーマ<礼儀を重んじ規律を守ろう>が出来上がったのであります。
一会長のクラブテーマなど覚えている人はいないと思います。それからもう23年経ちました。このクラブテーマは、当初評判はよくなかったような気がします。
この伊地知さんのクラブテーマを私は8月の例会で突然聞きました。これには驚きました。しかもこの言葉を批判的な言葉としてではなく好意的に受け取って話されたような気がします。それを聞いて私は驚きそして感銘を受けました。
しかしそれを一番喜んだのは伊地知さんではなかったかと思います。伊地知さんのよい供養になったのかと思っております。若潮ロータリークラブ名誉会員伊地知さんのご冥福を祈りたいと思います。以上で私の挨拶を終わらせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

 
             [例会] クラブフォーラム「地区大会開催に向けてPartⅡ」
 
  2023-24年度地区大会 綱島照雄 大会会長
佐々木宣雄 実行副委員長
 
 
     
 2023-24年度地区大会 綱島照雄 大会会長   佐々木宣雄 実行副委員長 
     皆様、こんばんは

本日のクラブフォーラムは「次年度地区大会に向けと」いうテーマにて各委員会テーブルごとに分かれて ディスカッションして頂きます。10月8日・9日今年度地区大会を全会員で視察参加し、次年度を見据えた中で若潮RCらしさを発揮できるような委員会活動を皆様にお願いしたいと思います。
延長例会となりますが宜しくお願い致します。

  テーブルディスカッション