◆ 2022年 9月28日 972回 例会 ◆
「ガバナー公式訪問」
「第3回クラブ協議会」
例会場:ホテルニューオータニ幕張


     
 
国際ロータリー第2790地区ガバナー 小倉純夫様
国際ロータリー第2790地区第3グループガバナー補佐  星 聡様
国際ロータリー第2790地区幹事長  織田信幸様
第2790地区第3グループガバナー補佐担当幹事  渡邊圭介様
松戸ロータリークラブ 大原哲也様

 
  ※メージャードナー認証品の贈呈(鵜沢和広会員)  
   
                                メージャードナー認証とは

 
    綱島照雄 会員  
  本日は小倉ガバナー公式訪問ありがとうございます。
開会挨拶をという事ですので8月初めにロンドンに行った時の感想を話させていただきます。第7波のコロナが猛威を振るい、旅行社ではツアーも企画していない、そして円高で海外の旅には不都合の時に行くのはどうかと皆さんにアドバイスを受けたのですが行こうと思った時に行かないと年齢的にも、行けなくなるようで家内と一緒に行ってきました。実際に日本への入国がPCR検査等の手違いで飛行機に搭乗できないようになった事など大変なこともあったのですがロンドンの感想を話します。
ロンドンで1番ビックリしたのは現金がいらない事でした。自分の感覚ではカードも使えるが現金が必要になると思っていました。そのため空港で3000円程度ですが両替をして行きました。しかし、現地ではバスも地下鉄も、自動販売機でさえカード決済で済みます。レストラン等チップが必要と聞いていましたがカードの機械にて精算時に10%、15%、20%どれにしますかという表示が出て現金は必要ありませんでした。結局、1円も使う時がなかったのでした。しかし帰国して近くのすし屋さんや居酒屋に早速行ったのですが全て現金払いでした。
日本は世界で最先端を行っていると思っていましたので、大変遅れているのに驚きました。最近政府もデジタル化を叫んでいますが追いつくのは時間がかかりそうですね。
ロータリーも会員減少などありますが時代に合った組織の変化をしっかり考え対処しないと衰退してしまうのではないかと心配になります。小倉ガバナー舵取りよろしくお願いします。

 
  ※RYLA実行委員会委員委嘱状手交(浅野会員&原田会員)   
   
                                    RYLAとは

 
  (卓 話)  国際ロータリー第2790地区ガバナー 小倉純夫様(松戸RC)
 
                これからのロータリーを考える
           ~本年度RIテーマと地区活動方針について~


1 本年度RIテーマと地区活動方針について
・2022年度RI会長ジェニファー・ジョーンズ氏(RI初の女性会長)は,本年度テーマを
IMAGINE ROTARY(イマジン ロータリー)として、「より良い未来をイマジン(想像)し、世界により良い変化を!」と呼びかけた。これを受けて本年度地区スローガンとして次のとおり決定。
「ロータリーの仲間との信頼を繋ぎ,千葉から世界を変えてゆこう!」
・従来考えていた地区スローガン「ロータリーを楽しみながら,地域で,そして世界で良いことをしよう!」は,第2スローガンとする。
ロータリーの基本は親睦(fellowship)と奉仕(service)

2 ガバナーの任務・役割について
・クラブの活性化,元気なクラブ作りの支援に尽きる→その為のDLP,CLPの活用→クラブ,会員が主役→クラブの課題とその分祈→解決策の検討(ビジョンと行動計画)
・グループ再編問題,ガバナー補佐任命間題を通じて考えたこと
地区とクラブとのコミュニケーションの在り方,信頼関係の再構築
職業奉仕の大切さ(四つのテスト),クラブの例会における親睦活動の大切さの再確認 
例会は心のオアシス(佐藤千寿氏)
・コロナ禍の中でのロータリー活動(パンデミックの教訓)
2年半に及ぶ新型コロナウイルスの感染拡大→収束の見通し立たず(第7波の到来)
→クラブ例会・行事等の中止(又はオンライン化)→親睦奉仕活動の停滞,会員の減少
→最近の感染者激増→コロナとの共生(会員の支援例会・親睦活動の在り方の再検討)

3 ロータリーの歴史を振り返る
・1905年→親睦と相互扶助から出発(一業種一会員制)→社会奉仕の考え→四(五)大奉仕ヘ
・ロータリーとは、職業倫理を重んずる実業人,専門職業人の集り(ロータリーの友6頁)
・ロータリーの目的,理念→「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し,これを育むこと」「奉仕の理念」とは→他人を思いやり,他人の為になることをしようとする考え方 セントルイス大会決議 23-34ロータリーの奉仕の基本理念の確立
・ロータリーの魅力とは、 一つの人生哲学「入りて学び出でて奉仕せよ」
(Enter to Learn, Go forth to Serve)
例会(親睦)→出会い,交流(坊磋琢磨)→人間としての成長=信用→安定した経営奉の実践
・日本のロータリーは周回遅れか?(ガラパゴス化)
Vocational Service(職業奉仕)に対する考え方の違い⇔「奉仕の理念」
4 ロータリーの変化とその対応
・2001年:一業種一会員制の撤廃 2013年:職業のない人の入会資格を認める
・ロータリーのライオンズ化(団体寄付中心)I serveからWe serveへ
・2016年の規定審議会―柔軟性の採用
{例会と出席}{会員身分}標準ロータリークラブ定款の条項に従わない規定又は要件をクラブ細則に含めることができる
・2019年規定審議会 更なる柔軟性の確認
メークアップ期間を同じ年度内に拡大,職業分類の制限撤廃,ローターアクトクラブにRI加盟を認める
・何故ロータリーは柔軟性を採用したのか?→RIの危機感(会員の嵩齢化,滅少)→北米,日本等での会員の減少とインド,ヨーロッパ,韓国での会員増加(別紙)→悪循環か?
RIとTRFの一体化→{•いずれライオンズクラブとの合併か?・地域に応じた自治権,裁量権を認める方阿?

5 これからのロータリーについて
・ロータリーの目的,四つのテスト,中核的価値観(親睦,奉仕,高潔性,多様性,リーダーシップ)は不変
・ロータリーのビジョン声明,行動計画,DEI(多様性,公平性,包摂[生)の提唱
・未来の形成委員会(SRF)→地区制度の見直し→内容は不明確(北米の会員の急減が実施の理由か)
2つのパイロット地区で実施(2022年4月規定審議会決議)

6 アフターコロナの新しいロータリーはどうあるべきか
→例会及び奉仕活動の在り方クラブの多様化→衛星クラブ,女性だけのクラブ,若者や老人だけのクラブ等
元気なクラブ作りの支援のための方策→元気なクラブとは?→CLPの活用

1、クラブの中長期目標とその実現のための行動計画の策定(毎年の見直しとチェック)
2、会員同士の交流を深める(クラブ内のオープンなコミュニケーション・DEIの浸透を図る)
3、会員の積極的参加を促す(例会,奉仕活動)財団の補助金を利用して会員全員で奉仕プロジェクトを策定し,奉仕の意識を養い,それを実行する→参加したくなる例会と奉仕活動
4、会員の増強(退会防止)若い人達の入会が無ければロータリーは消滅する
5、クラブの若手リーダーの育成→クラブのロータリー研修の実施
6、ITの推進(コロナ禍での例会の在り方を再考する)

7 最後に

人が生きるということは(PDF)
地区戦略計画案(PDF)

 
  北原賢一 幹 事  
   

 
  「小倉ガバナーと千葉若潮RCの未来を語る夕べ」
 第3回クラブ協議会 開会挨拶  原田宗広 会長
 
   改めまして本日は小倉ガバナー、星ガバナー補佐、織田幹事長、渡辺担当幹事、ご参会誠にありがとうございます。
これより千葉若潮ロータリークラブ第3回クラブ協議会を開会致しますが、今年度は、小倉ガバナーと千葉若潮RCの未来を語る夕べと題しまして、我々のクラブとしての未来や戦略計画策定に活かせるような会にしたいと思っております。
皆様ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
そして1点お知らせがございます。我々が提唱しております千葉マリンローターアクトの稲垣会長が、地区ローターアクト代表エレクトに選ばれまして、次年度は地区ローターアクト代表に就任されます。これでロータリーとローターアクトの両方とも次年度は若潮年度という事になります。益々クラブの活性化につながることと思います。大いに盛り上げて参りましょう。

それでは、クラブのビジョンや戦略計画についてお話しさせて頂こうと思っております。
まず現段階として、ガバナーエレクト年度である当クラブは、非常に結束力が強まっているように思います。地区大会の組織、3大セミナーの組織、地区幹事の組織といった、クラブの中でも色々な組織が同時並行に動いており、そこに各リーダーがいて、それぞれのメンバーがいます。私の主観ですが、今は考えなければならない事も多く、忙しく大変であるにも関わらず、充実感に満ちていてとてもうまく進んでいるように思います。ガバナー年度が終わる残り1年9か月を楽しく過ごしていけるような気がしております。
そして毎月行っているゴルフ同好会もとても盛んです。今後はゴルフに参加しない方も、懇親会からの参加を促して、クラブ全体の親睦の場とすることも良いと思います。定番化していくことで、ゴルフ以外のゲストも呼びやすくなり、会員増強に繋がるはずです。
しかし、前回もお話しさせていただいた通り、その後のクラブのビジョンが今は定まっていないところに少し不安が残ります。浅野年度なので、様々な事を今からお考えだとは思いますが、クラブとしてのビジョンが定まっていない限り、その後のクラブ運営は難しくなってくることと思います。
そこで全会員に、若潮の長所と短所、そして今後どんなクラブにしたいかというアンケートを取らせていただこうと思います。そのうえで明確なビジョンを定められたら良いと思います。
小倉ガバナーも様々なところで昨今のキーワードでありますDEIのお話をされます。多様性、公平性、包摂性とはといった議論はしませんが、つまりは皆が居心地の良い雰囲気を持てることが重要なんだと思います。
その中で、盛んな親睦活動と並行して奉仕活動を行うこと、最近は財団寄付に対する意識もだいぶ向上されてきていることと思います。そういった意味で、将来的には地区補助金を使った奉仕活動を行いたいです。毎年カンボジアへも支援をしています。その延長でグローバル補助金を使うような大きなプロジェクトも可能だと思います。
また当クラブは千葉マリンローターアクトを提唱しています。今はアクトも補助金対象になりました。先日の財団セミナーへも地区でただ一人、ローターアクトとして稲垣来夢会長が参加されました。合同プロジェクトなどもワクワクするような事業だと思います。
いずれにしましても、クラブとしてのビジョンを明確にし、DEIの精神を育みながら、親睦と奉仕活動を積極的に行っていくことに尽きるのかなと思います。
 
 
 
 村田秀喜 会長エレクト   (クラブ管理運営委員長)浅野賢一 会長ノミニー 
 次年度25周年に向けて様々と準備を進めていますのでご報告いたします。
現在32名の会員数ですが、ゴルフ同好会、RACの活動などを通じて会員40名の大台を目指します。
25周年に向けて、千葉マリンローターアクトクラブとの交流を活発化します。
地区補助金ですが、ここ4年間当クラブからの申請がありませんでしたが、25周年に向けて申請を行いたいと準備しています。
また、25周年準備委員会で25周年の5月、6月の日程を検討しております。10月のクラブフォーラムで皆様のご意見を募りますので、よろしくお願いいたします。
       (会長ノミニー今後にむけて)
中長期計画を立てる、まずは現在の当クラブをどう考えているか、今後どの様な奉仕活動を、実行して行きたいかアンケートを取り、データーを集め、会長、会長エレクトとまとめ実行案を考える
鵜沢ガバナ-年度、25周年事業後、尻切れトンボにならないよう中長期を立て会員、クラブの活性化を図り会員増強、 例会出席率の向上を会員の皆様と考え飛躍していきましよう。

 
 
 
※閉会宣言 村田秀喜 会長エレクト
 
  本日は、小倉ガバナー、星ガバナー補佐、織田地区幹事長、渡辺担当幹事の皆様ご来会ありがとうございました。
いよいよ、来年から3大セミナーを皮切りにクラブの活動が本格化します。
若潮クラブが一丸となって25周年・ガバナー年度の6月、シンガポールまで駆け抜けたい
と思っております。
本日は皆様、お疲れ様でした。