◆ 2019年 9月12日  902回 例会 ◆
「米山月間に因んで」卓話
例会場: ホテルニューオータニ幕張

   米山記念奨学会委員長 鈴木荘一様

 
    佐々木宣雄 会員  
 

この度台風被害にあわれた方にお見舞い申し上げます
知人の自宅が大変な被害にあったりして色々なことを考えさせられるきっかけとなりました
普段からの備えをしっかりとしていかなければならないと思います

先月ゴルフで68のスコアで回りました,若潮では4人目の60台です,ありがとうございます
       

 
    小金澤庸晃 幹事  

 
    米山記念奨学会委員長 鈴木荘一様  
   ~米山奨学事業「絆」・「地域社会」・「世界」をつなぐ~

本日は歴史と伝統ある千葉若潮ロータリークラブにお招きただ来ありがとうございます。今年度米山記念奨学委員長を拝命しました鈴木荘一です。長年つとめた冨委員長より引継ぎました、全国米山委員長セミナーをうけた際には全国でも大変優れた委員長であるというお話を聞きました。浅学非才の私ですからとても冨委員長の代わりは務まらないのは重々承知しています、我々地区委員は予定したプログラムを“全員”で“大きな和”で取り組んで参ります。クラブ会長はじめ皆様におかれましてはどうぞ更なるご支援ご協力をお願い申し上げます。奨学生そしてカウンセラーの皆様と世話クラブを委員一同で精一杯お支えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
また先日の親子三代夏祭りにおいて鵜沢ガバナー補佐はじめ多くの皆様に歓待を受け奨学生が参加することが出来ました、参加した奨学生からもまた来年参加したいという言葉がございました、ぜひ変わらぬご指導のほどよろしくお願いします。
さて、今年度のRIのテーマは「ロータリーは世界をつなぐ」であります。そして当地区の諸岡靖彦ガバナーは「ロータリーから千葉を元気に!!」というスローガンの中で奨学生をはじめとする若い世代の方々にも積極的にロータリーファミリーの中に入ってもらうという事を掲げており、地区レベルでは「学友会連絡協議会」が新設され、他委員会とも連携を取りながら進めていく方針を掲げております。当委員会でもその方針に沿って進めていきます。
地区の委員を昨年一年通じて、地区内外の多くの会員皆様と交流が出来ました、また米山奨学事業の趣旨にもありますが奨学生との交流を通じて国際親善の懸け橋を作っていく醍醐味、そしてカウンセラーと奨学生の人間模様、寄付金を頂いた会員皆様への思いに応える充実感など実感することが出来ました
 先般6月20日に東京で全国米山委員長会議が開催されました。その席で米山奨学会の斎藤理事長からは「寄付の推進」「奨学生の育成」が二大名目であるという事でお話し頂きました。今後各地区の運営面では多様化するハラスメント対策と最近では奨学生の肖像権について留意する点等、地区の危機管理委員会と連携しながら進めていく等ご指導ありました。加えて奨学生の活動中の保険の見直し等の報告も頂きました。また、基調講演の中本進一埼玉大学教授のご講演で、「世界各国の少子高齢化対策で実際に大学生や大学院生の留学生が奪い合いになり、わが日本も思うように集まらない現状になっています。多くの留学生を募るため、各有力大学が国際ランキングを重視することで授業が英語で行われるなど授業の国際化が進み、日本文化に触れる留学生が少なくなり、日本社会・日本人とも限定的な付き合いになるなっている」と報告がありました。そうした現状でカウンセラー制度のある米山奨学金制度の役割は今後更に重要度、社会的な必要性が高まっていくと考えています。今までの「母国と日本の懸け橋」というと祖国に帰国し、そして両国との懸け橋になってもらう考えになりがちでした。しかし、昨今の事情や現役奨学生の将来の構想を聞くと、若いうち、働けるうちには日本に留まる考えの奨学生が多い気がします。人材確保の国際競争が始まる中、こうした留学生が国内で働く、留学生で国力を維持していく時代になっていることを改めて認識しました。様々な選択の中で米山奨学会を選んでいただいた奨学生の皆さんにはかけがえのない奨学生生活を送って頂きたいと思います
「ロータリーの理想とする国際理解と親善に寄与すること」を目的としている米山記念奨学会は2017年に50周年を迎え、これまで支援してきた奨学生は127の「国」と「地域」にまたがり、累計20390名以上が卒業した、国内で民間最大の規模の国際奨学事業となりました。“将来日本と世界を結ぶ懸け橋となって国際社会で活躍し、ロータリー運動の良き理解者となる”人材を育成するという事業の使命への期待は増々高まっております。
財団の斎藤理事長は先日台湾の米山学友50周年に参加され、「米山卒業生が政官財とあらゆる分野で中心的な役割を果たしている、そして多くの学友の皆さんが米山奨学生であったことに誇りを持ち、感謝している、それを地区の多くの会員皆様に共有できるよう働きかけをすること」と、
「14億円という寄付を託す会員皆さんの思いがかなえられるようにしてほしい」との要請がございました。このように思いが結果として表れるまでには大変な時間を要します、現在の奨学生への取り組みは「未来への投資」という事を実感できるようにご理解、ご周知に努めていきます。
私たち地区委員会の役目は奨学生、カウンセラー、奨学生の所属する学校指導教官皆様の「交流のステージ」である世話クラブをバックアップしていくことです。
将来のリーダーと成り得る奨学生が新しいつながりを持ち、ロータリーの多様性を拡げる役割をサポートして参ります。
財団が実施した直近のアンケート結果によるとカウンセラーの皆様が指導教官との交流を持てなかったという割合が半数以上になりました、こちらの結果を踏まえ指導教官の先生方をクラブ例会や、クラブの親睦行事にお招きして交流を図り、更に継続して優秀な奨学生の推薦をして頂けるように取り組んで頂くことをご提案させて頂きます、各クラブのご事情もあるとは思いますがご一考ください。
もう一つはPET、地区協議会、地区大会、奨学生の卓話を通じて米山の意義を伝えることです。その中でも地味で見落とされがちですが卓話につきましては地区委員で奨学生の卓話内容を精査して、しっかりと米山奨学生としてのメッセンジャーとしての役割を果たしてもらえるように努力してまいります。そして米山奨学金をより身近に感じてもらえるように、米山親善大使、地区内の学友も巻き込んで進めて参ります。地区内のクラブを対象としたセミナーやIM、情報研修会をなど利用した啓蒙活動等をこれまで同様に注力して活動してまいります。啓蒙活動と並行して、近年では各地区で言われている「米山の壁」の除去にも努めてまいります。一般的には米山の壁とは寄付金事業にありがちですが地区寄付金の還付率ですとか、困窮型支援にしてほしい、親日国の方を増やしてほしいという要望、受給期間が過ぎると連絡なしなどがあげられます。)こちらは資料最後の年度の当地区ガバナーの結論に載せさせて頂いております。
*ちなみに還付率につきましては90%前後の還付率でございますぜひこの充実感をまた経験豊富なロータリアンだけではなく入会間もない会員方々にも和を拡げて地区内の米山事業へ対する熱を高めていきたいと考えます。
先日7月26日~29日に開催されました、第2回米山学友会世界大会「絆」INモンゴルに当地区から漆原摂子ガバナーエレクトはじめ多くの皆さんと参加してきました。世界大会にふさわしかった式典・前夜祭はもとより、ガルバドラッハ実行委員長の設立した新モンゴル学園の見学、草原ツアー、ビジネスフォーラム、市内観光と濃密な4日間を過ごしました。新モンゴル学園の見学ではガルバドラッハ実行委員長が奨学生時代の世話クラブを中心としたロータリアンが多く参加し、設立された学園の様子を感慨深く眺めていました。最後のあいさつで「『君の夢は私の夢』だからあなたの夢を支援しよう」という事でガルバドラッハ会長の学校建設に懸ける夢に山形を中心とするロータリアンが夢を託した経緯が紹介されました、おそらく奨学生時代、その後の日本滞在期間に濃密な付き合いで信頼関係をつくられたのではないかと考えます。「今モンゴルでは日本で失われたものが芽生えている。国が大きくなるためには教育が大事。いい勉強をさせてもらいました。」とガルバドラッハ委員長をいまだに支える「柱一本の会」会長のあいさつがありました。実際に2名の大学を卒業したばかりの日本人が新モンゴル学園に就職、日本の若者がモンゴルで経験を積んで日本の教育現場で生かすため現場で学んでいるという事です。まさに「恩」がぐるぐる環っていく「恩送り」を目の当たりにしました。
今や20000人に及ぶ米山学友会は大きな財産となっております。現役奨学生皆さんには、将来ロータリーのファミリーに入って活躍することを念頭に、ロータリーを理解して頂き、有意義な活動して頂きたいと思います。またこうした奨学生生活を未来永劫続けるには地区会員皆様からの浄財なしには為しえません。諸岡靖彦ガバナーの掲げる地区内個人平均寄付額15,000円達成(昨年度地区内クラブでの達成率約40%)に向け、委員長皆様はじめ関係者のご理解ご協力をお願いします.4これは諸岡ガバナーにお聞きしたことがあるんです、ロータリーから千葉を元気にとスローガンを掲げてます、埼玉や神奈川に負けないとしかし実際に米山奨学金の寄付額は負けているんですよね、15000円でいいのですか?本年度は16000円超えてますよ、と。ガバナーはおっしゃりました、「永続的な寄付を求めるのに負荷をかけすぎてはダメだよ、長く支援が続く体制を作ってください」とおっしゃられました。
今後とも若潮ロータリークラブの皆様には地区の中心的なクラブとして変わらぬご指導ご鞭撻をお願いし、ごあいさつとさせて頂きます。