◆ 2023年9月14日 1006回 例会 ◆
≪卓話「ローターアクトクラブの活動報告」 千葉マリンRAC 稲垣 来夢 様≫  
例会場:ニューオータニ幕張

    清水 隆 会員  
  皆さん、今晩は
本日は、ローターアクトクラブのお話をさせて頂きます。
この後の講師卓話は 第2790地区ローターアクトクラブ代表の稲垣 来夢さんです。よろしくお願いいたします。
ローターアクトクラブは2019年、2022年にRIの方針により規定審議会は2019年、国際ロータリーの組織規定を改正し、ローターアクトクラブが国際ロータリーの加盟クラブとなりました。
2022年7月より、RI会費(人頭分担金)を支払う事になっております。加盟クラブとなり会費の支払、そしてクラブ運営にあたり。
対策としては‼ RACの募金活動、地元の事業または法人のスポンサーからの寄付、スポンサークラブからの支援などがあります。千葉マリンローターアクトクラブは千葉若潮ロータリークラブの支援を受けて、運営をしていきます。
「今後、数年間は 会費とローターアクトクラブの運営を適切な計画を立てられるよう支援して行きたいと考えています。」
私がローターアクト委員会に係わって思ったことですが、千葉若潮RCとローターアクトクラブがより良い信頼関係を築いていく考えであれば、インターアクトクラブのスポンサーとなり、ローターアクトクラブ、ロータリークラブがより良い繋がりを築いていく良い機会だと思いました。
インターアクトのスポンサーとしての難しさや問題点が有ると思いますが、やる価値はあると思っています。ローターアクトクラブは国際加盟クラブになった事で、色々な変化に対応するために、千葉若潮ロータリークラブが ご支援ご協力をして行きたいと考えていますので皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


 
   「卓 話」
「ローターアクトクラブの活動報告」 千葉マリンRAC 稲垣 来夢 様
 
  本⽇卓話させて頂きます、千葉マリンローターアクトクラブ所属 今年度地区ローターアクト代表 稲垣来夢です。
千葉若潮ロータリークラブの皆様とは何度もお会いして⽇頃からご⽀援ご協⼒頂いていますがローターアクトについて詳しくない⽅も多いと思います。これからお話しさせていただく内容は詳しいことよりも、ローターアクトとは何なのか、普段どんな活動しているのか、今のローターアクトの現状などについて簡単にお話しできればと思います。
まず私がロータリーと出会った経緯についてお話しします。
6 歳から 11 歳頃までガールスカウトを通してユニセフなどのボランティアに触れてきたのですが、中学⽣では部活動に所属してしばらく離れていました。⾼校進学前にボランティアができる場所、海外との関わりが持てる場所を探していた際インターアクトを知り千葉経済⼤学附属⾼等学校に進学を決めました。⾼校 3 年⽣の時のインターアクト年次⼤会で初めてローターアクトについて知り、卒業後ローターアクトに⼊会しました。当時から千葉市に住んでいましたがクラブがなく、千葉市にクラブができるまではアクトを紹介してくださった⽅が所属する茂原ローターアクトクラブに所属することになりました。そして数年経った 2019 年に千葉マリンローターアクトクラブに移籍し現在に⾄ります。
ではここからはローターアクトが⼀体どのように活動しているかお話しします。ローターアクトとは 18 歳以上の⼈々が集まって地域社会のリーダーと意⾒交換したり、リーダーシップと専⾨的なスキルを育みながら楽しく活動を⾏う。と、国際ロータリーの公式ホームページには記載があります。まずそれぞれのクラブがどんな活動をしているか千葉マリンローターアクトクラブを例にご紹介します。
ローターアクトは細則でクラブごとに変えることはできますが定期例会を⽉2回⾏います。内容はここ数年よく⽿にする SDGs について改めて知ろうという SDGs 例会。寒い冬でも楽しく体を動かすことのできる室内アクティビティ施設にてスポーツ例会を⾏なったり、最近では防災の⽇に合わせて避難する際の持ち物を精査する防災例会など⾏なっています。
若潮ロータリークラブの⽅も何度か参加してくれていていつもありがとうございます。地区全体の活動としては他地区のアクターにも参加してもらい運動会を開催したり、先週は4 地区合同⾏事を⾏いました。9 ⽉ 10 ⽇はアクトの⽇といい 1 番近い週末に奉仕活動など⾏います。今年度は東京南部の地区代表にお声かけいただき 4 地区が抱える課題をすり合わせ、アクトについて学び発信する⼒を得ることができるような内容で開催しました。
また毎年春ごろに 1 年の活動の集⼤成でもある地区年次⼤会を開催しています。⽇頃からお世話になっているロータリークラブの皆さんや他地区のローターアクトなどが参加してくださり、活動報告や毎年違うプログラムを企画して開催しています。
そしてローターアクトの強みでもある地区外の活動についてです。他地区のことを友好地区と呼び盛んに交流を⾏うことがアクトの魅⼒の⼀つです。関東圏 11 地区が集い⼆⽇間研修をしながら親睦を深める関東ブロック研修会や、全国のア
クターが参加し⼆⽇間開催される全国研修会がそれぞれ年に1回開催されます。盛んな交流はこれ以外にも友好地区の年次⼤会に積極的に参加するなど多くあり、全国に友⼈ができます。
また APRRC という環太平洋アジア地域のアクターが集まる⼤型⾏事も年に⼀回開催され海外のアクターと4⽇間奉仕活動や⽂化体験などのワークショップを通して親睦を深めます。
このように⽇本中、世界中のアクターとの交流が盛んに⾏われています。ここからは 2790 地区の現在のローターアクトの現状をご紹介します。
現在5クラブで活動しています。ほとんどのクラブが 10 ⼈未満で唯⼀の学⽣基盤のクラブが⼤半を占めています。
65 ⼈中 41 ⼈が千葉科学⼤学のクラブです。私たちが抱える問題の⼀つとしてアクティブに活動できるメンバーが少なく、⼈数が多い千葉科学は銚⼦という⽴地や学⽣は試験などの兼ね合いも合うため活動に参加が難しく参加機会がない分モチベーションも低下しやすく会員のアクト離れに繋がってしまっています。
また参加⼈数が少ないとうまく活動ができず、活動内容がないため会員増強がうまくいかない悪循環の状況にいます。この状況を改善するためには社会⼈基盤のクラブの会員増強に⼒を⼊れ学⽣基盤のように数年で卒業で離れることがないある程度安定した会員数を保つ必要があります。会員増強の⽅法としてインターアクトクラブや⻘少年プログラムとの交流の場を増やしローターアクトへの認知を広げエスカレーター式のようになる構図がいつかスタンダードになるよう今年度は意識しています。
またロータリーを知らない⽅にも知ってもらうため SNS を使った活動報告をクラブとしても地区としても⾏なっています。
現在ロータリーの⽅の中にもアクトを知らない⽅が多いので SNS を⾒たり実際にお話しする交流の場が増えることで会員紹介にもつながると考えています。ぜひ周りの若いひとに声をかけて頂きローターアクトの活動を紹介してくださったら幸いです。
私が考えるローターアクトの魅⼒はやはり幅広い世代の⼈たちと活動しながら⽇本中世界中に繋がりが増えることです。私⾃⾝ローターアクトでたくさんの仲間に出会いました。全国研修会などで出会った友好地区のメンバーとプライベートで旅⾏に⾏ったり、海外の活動であった韓国のアクターの⾃宅で1週間住まわせてもらったりアクトに⼊っていなかっ
たら出会うことが決してなかった⼈たちと繋がることができました。
アクトで得たことが多かった分いろんな⼈に同じように楽しさを⾒出してほしいですし、そんな仲間を増やしてさらにローターアクトを盛り上げていきたいと思っています。
今⽇この卓話を聞いてくださったみなさんにはぜひアクトの活動に参加していただけたらと思います。2023 年 4 ⽉ 27 ⽇、28 ⽇は関東ブロック研修会を当地区ホストで千葉市内にて開催します。
また 2024 年 6 ⽉ 8 ⽇には TKP ガーデンシティ幕張にて第52回地区年次⼤会を開催しますのでたくさんのご登録お待ちしています。
ご清聴ありがとうございました。