◆ 2024年 10月3日 1041回 例会 ◆ 会員卓話 浅野賢一会員「ポリオ・パキスタン体験談 例会場:ホテルニューオータニ幕張 |
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●国際ロータリー第2790地区第10グループガバナー補佐 松永達人様 ●11月入会予定者 北畑力様 李澤海様 ●宮崎絵麻様 長岐玲奈様 石川美菜様 |
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国際ロータリー第2790地区第10グループガバナー補佐 松永達人様 | |||||||
伊藤愛彦・伊奈徹・小金澤庸晃・田村健・中路泰博・中野聖子 各会員 | |||||||
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鈴木章浩 会員 | |||||||
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「ポリオ・パキスタン体験談」 浅野賢一 会員 | |||||||
皆さんこんばんわ、本日は,今年の2月に、2790地区ポリオジャパンとして、ポリオ経ロワクチン投与へ行った体験談を、お話させていただきます。 伺った国は、パキスタンイスラム共和国です。 首都は、イスラマバード、第二の首都カラチへ行きました。 場所は、日本からタイ ・バンコク経由、14時間40分かかります。 インドとアフガニスタンの間に位置します。 面積・人口・首都・民族・言語・職字率・宗教・主要援助国・です。 我々は、訪問前に、何回かパキスタン大使館へ足を運び、 パキスタン国の、 現状・情勢・治安等を大使に、 お話を伺いました。 いよいよ出発です。 地区内で寄付頂いた、白衣段ボール10箱120着と、 ワイン12 本を持って、成田を出ました。 パキスタン国は、 アルコールの持ち込み・販売禁止の国です。 私の会社の、職人さんで、 30年働いている、 パキスタン人の兄弟が、政府と軍に勤務している為声聞きして頂き、アルコール持ち込み・部屋飲みをさせて頂きました、 入国も荷物も、別ロより出して頂き、 軍の警備が常にガードをしてくれます。 翌日から早速活動開始になります。 ここはミアプールサクロの、ウォータープラントです。 このの施設に、2021〜2022 年度グローバル補助金承認にて、大阪アーバン RCと現地カラチRC共同事業です。 ここには浄水器・太陽光発電外のは、 蛇口が寄贈されていまし この施設から 10分・15分離れた村から大きなバケツを、持って家族の生活水をもらいに来ていました。 治安も悪く、 一階に設置していた太陽光発電機がニ週間で、盗難に合い、今は二階に設置され。24時間体制で、警備しています。 次に訪問したのは、 ここから10分程歩いた所に、小さな村 ミアプールサクロです。 訪問した際に、 保健所の方が、予防接種を、子供達に注射を打っていました。ここで我々も、始めての「ポリオ経ロワクチン」 投与を、経験することになりました。 この村で、印象深いのは、お寧さんか、お母さんか、分かりませんが、 15・16才の子が、赤ちゃんを抱っこしている姿でした。 女児の、「エンパワメント」ではと、考えました。 次に訪れたのは、 「アラバクシ村」 この村は非常に、衝撃を受けました。 手作りの様な池、自然に湧いている、湖のような、池 色は茶色くにごり・ぬるく・牛も入って入っていました。 この水を、ポンプにて吸い上げ、手作り井戸で、子供達は子飲んでいるのを、自慢げに見せてきます。 子供達は、 30・40人集まってきました。 汚い服に、はだしで 学校にも行けず、この子供達の笑顔は、何処から出るのか、考えさせられます。 村長さんらしい方と、村じゅうの、大人30人ぐらいに、囲まれているのは、国家プロジェクトマネージャー ハキスタン国家ポリオプラス委員長、アッシャー・アリ委員長です。何か陳情を受けていました。 アリ委員長は、こう言われたと、話しました。 一体あなたたちは、ここで何をしているのか。ポリオワクチンを持って、何度もここにやって来るが安全な、 水・電気・道路・についてどう支援するか、一切話してくれないと、言われたそうです。 次に高速道路終点検問所にて投与活動です。 ここは、国境地域から、カラチに難民が、 一日600台ちかくのバスで、家族で移動してきます。 軍の警備員の方は、 テロ防止の為荷物検査を行います。 われわれは、ポリオワーカーさんと、バス内に入り、子供を見つければ投与をお願いし、 投与させて頂きます。 宗教じよう、打たせてくれない親もいます。 カラチ市内に、リソースセンターが' ビルゲイツ財団により、設置されています。 そこでもポリオ経ロワクチン投与活動を経験しました。 次にマリアタウンという、村へ行きました。 ここは貧富の差がすごく見ただけでわかりました。 学校がありましたが、いけない子が学校の外で、中を見ていたり、道は砂利、はだしで、ゴミだらけ、においも強烈でハエだらけ、ヤギや、犬の死がいがあったり、こんな中でも、ワーカーさんは、日々投与活動をしています。 ここは、列車の駅、カントンメイト駅です。 この駅は仕事を求め、山の上から集まってきています。 もし「今」でなかったら、いつやるのか。 もし「私」でなかったら、誰がやるのか。 正直、インドでの根絶は、難しいと、思っていました。 ですが根絶できました。 であれば世界から根絶」できる! 皆さんと一緒に歴史的な瞬間に立ち会いましょう。と言う事で駅内・列車内での、投与活動に力が入ります。 ワーカーさんも、24時間3交代で頑張っていました。 次にサイトタウンという、町に行きました。 ここは、アフガニスタン移住者の町です。 非常に、治安が悪く、軍と警察の護衛が一緒に行動してくれます。 この町の学校に伺い、3階に、ワーカーさんの訓練所があり、ここで日本より寄付頂いた、白衣の贈呈式を行いました。 この学校は、 ロータリアンが、 作った、 学校です。 たまたまワーカーさんが、 ポリオ投与活動に行った村が、 国際テロ組織 「アルカイダ」 最高指導者ウサマビン・ラデインのいる村だったそうです。ビンラディンが、政府により射殺にあい、ロータリーが、 政府に居場所のリンクした思い、 この学校に、 爆弾テロを行い、校長先生が、 亡くなり、 今は弟さんが、引き継いでいます。今だ修繕が出来ていませんでした。 次に、ガタップUC「テントの村」です。 この村は、手作りテントの家です。 床もない、壁后・屋根は、布、お風呂は無く水浴びるくらい、ハエだらけ、 こんな生活、 子供だらけ、 そんな中、 ワクチン投与活動です。 約30分で、 一人40人ぐらいの子供達に 「ポリオ経ロワクチン」 を届けました。 私たちは、夜部屋飲みをしながら、心打たれ、 あの牛も入っいた池の村 「アラバクシ村」 へ安全な水を出してあげたいと、語りました。 日本に、戻り鵜沢パストガバナーへ思いを伝え、賛同いただきました。 メンバー7人と鵜沢パストガバナ ・梶原パストガバナー・寒郡ガバナー・冨里クラブ、富さんにも賛同頂き、あと寄付もいただき、1,800,000送金完了し太陽光発電機・浄水設備機器・建物・蛇ロ機器の寄贈いたしました。2025年4月寄贈式典予定です。 最後に、カラチを含むパキスタン国内、数か所に、浄水場が設置されされたおかげで、ポリオ根絶プログラムに、対する信頼は、ここ2年程で、大きく高まっています。 パキスタンでは、毎年、5才未満の子供53、000人が、汚染水による下痢で、命を落としています。 「ポリオ根絶だけが、目的ではない事、つまりポリオプラスのプラスにも、力を注いで、歴史的瞬間に、立ち合いましよう。ご清聴、有難う御座いました。 |
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